sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年9月16日、あるいは〈法〉

4時半まで寝る。心がざわめく夢を見た*1。腹筋。朝からかなり涼しい。

Nightly News(9月14日分)。アメリカでは大規模な鉄道ストライキが懸念されいたのだという(別なニュースで、現時点で労働者と会社のあいだでストライキ回避の合意が得られている。バイデンが仲裁に入っているようだった)。Reality Winnerという言葉がでてきて「どういうことなのだろう? リアリティ・ショ―の出演者か?」と思ったら人の名前だった。リアリティ・ウィナー。ニュース中でも「珍しい名前」と言及されていた。機密文書を漏洩した罪で逮捕されてた人らしい。トランプの機密文書関連のニュースにコメントをしていた。昨夜のNHKのニュースでも見たが、デトロイトの自動車ショーでのバイデンの発言も取り上げられている。EV支援に75億ドル。さらにパタゴニアの創業者の寄付。素晴らしいと思うが日本では労働者の雇い止めをしてる会社。

著名人・知識人が今回の寄付について大きな賛辞を寄せていたがどうかしてると思う。

朝、ジョン・カビラの番組を聴いていたらまたRoxy Musicの「More Than This」が流れていた。今週2回目。今朝は朝までにビチッと英語勉強タスクを終えられたので良かった。これもリマインダーで管理するようにしよう、と思って、リマインダーをいじっていたらどんどん切迫感が強まってきて呼吸が詰まった。リマインダーによって〈法〉が強く作用しすぎている感じ。神経症者にはあまりこういうのはよくないのかもしれない。強迫性障害めいたストレスがかかってくる。〈法〉から逃れることなく、上手く付き合うことが必要だ。

相変わらず享楽的な存在である。冒頭から「Passionfruits」のヴァリエーションのような楽曲で「そのパターンも知ってる」という感想がでてきてしまい、なかなかの嫌な気持ちで聴いていたのだが聴いているうちに慣れた。楽曲は過去作のなかでも一番好きかも。堀込高樹が書きそうな曲……。

2021年のアルバム。シフとイギリスの古楽器オーケストラ、Orchestra of the Age of Enlightenmentによるブラームスのピアノ協奏曲。この録音はシフがピアノと指揮も兼ねている(ブラームスの弾き振り、ってかなり珍しい。俺はこの録音以外に知らない)。第2番から聴いたのだが、ピアノのブリリアントな高音をよく捉える録音で好感が持てる。録音はアビー・ロード・スタジオらしいのだが、かなりホールっぽいリヴァーブがかかっている(スタジオでこういう響きになるものなのか)。使用しているのは1859年製ブリュートナーだというのだが、モダンなコンサート用ピアノの重厚さとはまるで違う軽やかさがある。オーケストラは古楽器オーケストラのイメージに沿うような、乾いた速度……ではなく、時代なりのロマン主義的な厚い響きなのだが、それも素晴らしい。厚くいて同時に跳ねるように伸び縮みするテンポの動きが実に新鮮だ。

5km走る。Apple WatchのOSアップデートで走っているときのアナウンスももう少しこなれたものになっていた。良い感じ。

夕方までびっちり仕事。

夕食後に「ドラゴンボール」を見る。初期の「ドラゴンボール」はホントに良い。


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このEDも良い。

期待していた連絡がどれも良い結果に結び付かず落ち込む。

*1:学生時代の恋人のひとりと銀座でばったり出くわし、少し会話をして別れる、その後、もう一度会えないか街を彷徨ううちによくわからない場所に辿り着く。その相手にとってもはや完全に忘れられた存在であろうに、かつ、自分も思い出すことはなかったのだが、急に夢にでてきたから驚いた