sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年3月8日、あるいは福島へ

日付変更前に帰宅。帰省のパッキングをする。

こういうものがあると便利なのではと思って買ってみたら予想以上に便利だった。衣類を片付けるように多めに買ったので活用していこう。

ストレッチをやって寝る。1時半ごろになっていた。7時過ぎまで寝た。身支度をして出かける。

移動中に聴いていたツィメルマンブラームスピアノ協奏曲第2番。ピアノはもちろん素晴らしいのだが、このような素晴らしいピアニストがバーンスタイン的なネッチョリした音楽観に取り込まれて聞こえるのはやや不幸な組み合わせだったと思う。巨匠と若いスター・ピアニスト、ではあるのだが、今となっては「最善」のカップリングには思えない。もっとアクの少ない相手との演奏で聴いてみたかった。

午前中に打ち合わせ。良い流れができる。そのまま新幹線に乗って福島へ。新幹線はテレワーク車両。トンネルが続くところで会議に出るのがキツいが、新幹線のなかでもいい話がでてくる。駅まで迎えにきてもらい、その間もずっとMTGにでる。家でもずっと仕事。ジムにいけてないのでMTGをしながらプッシュアップをする。ここ数日本当に隙間なく会議にでている。会議に出ながらずっと内職をしてるのもつらいことだ。

夕食後、母親に「PERFECT DAYS」の感想聞く。「監督、日本人じゃないのね」と言っていた。

オンラインサロンにて「仕事術を発信していないのは意図的なのか」と訊ねられる。まったく意識をしていない話で、とても興味深く受け取った。大した仕事をしていないから発信するものものないだけ、とも思うし、仕事をしている上で気にしていることといえば、タスクは全部リマインダーにいれる(忘れるから)、椅子は良いやつに座る、画面はデカくする、キーボードは気持ちいいやつにする、ぐらいしかない。「基本的なことをちゃんとやっているだけ、ということなのかもしれない。ただ、相対的に自分の仕事が「速い(品質面はそこそこ)」という評価を受けることはある。仕事の多くがなんらかのインプット→変換→アウトプットというプロセスを通ると思うけれど、速さ、においては、インプットできる量と速度が人より多いのだと思う。これはインターネット検索が得意(インターネットが大好きだから)なのと、これまで人より多くの文章を読んできたことが良い結果を生んでいるはずだ。