sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年7月11日、あるいは駆除

7時過ぎに起きる。昨日のスケボーで全身筋肉痛。おまけに少し風邪気味。朝食後に筋トレ、珍しく腹筋も筋肉痛だったのでスクワットのみ。

Drawn From Life

Drawn From Life

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10年以上ぶりに聴いたがやはり大名盤。

午前中にスケボー。ジャンプでデッキに乗る練習などをさせてみる。1時間ちょっとでまた汗だく。

昼食とともに糖質ゼロビール。少し昼寝。

「サンソン」。

おやつを食べてからホームセンターにチャリで行き、レモンについたカイガラムシを駆除するアイテムを買う。すす病の消毒用の薬剤も。

LONG LIVE LOVE

LONG LIVE LOVE

  • Fo Yo Soul Recordings/RCA Records
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帰宅して昨日の「世界の快適音楽セレクション」で流れてたモダン・ゴスペルを聴く。めちゃくちゃ良い。強力なダンスビートにクワイアの力強い声。素晴らしい。黒人音楽の懐の広さだなぁ。

白ワイン、さらに泡盛を夕食前からガンガンにいく。

「Barakan Beat」。今日は最後まで聴いていた。かなり良い選曲だったなぁ。

ストレッチ。風呂。

ベッドのなかで将棋をやって寝る。

 

 

2021年7月10日、あるいはプッシュ

7時過ぎ。「ウィークエンドサンシャイン」を聴きながら朝食の準備。Hの上履きを洗って筋トレ、肩、上腕三頭筋。汗が噴き出る。掃除機をかけて出かける。HのTシャツを買う。

 
 
 
 
 
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最近自転車づいている。その他、ワインなども買って帰る。昼食はフードコートでうどん。

 
 
 
 
 
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帰宅してレコードを聴く。

 
 
 
 
 
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おやつを食べて公園へ。自分のスケボーに乗りたがったので乗せてあげたら子供用のデッキよりも安定して乗れていた。近所のご婦人方に応援されたり、拍手喝采を浴びながら練習。1時間ぐらいで汗だく。今日はおやつのグミも感動しながら食べていたし、色々記念すべきものを見てしまった。

f:id:Geheimagent:20210710172545j:image

帰宅してすぐ風呂に入り買ってきた白ワインを開ける。南仏のシャルドネで樽熟成。かなりのお手頃価格でしっかり美味い。こないだ自分の好きなものは樽熟成の効いたシャルドネだ、とはっきりわかったので色々飲んでみようと思う。

夕食とともに泡盛

ストレッチ。

寝かしつけを終えてゴダールの『アルファヴィル』。大昔、DVD借りて観て以来。1965年。これでベルリンの金熊賞を取っているのだから、当時からゴダールが映画界で愛されていたことがわかる。これもまたマルクス・ガブリエルが好きそうな映画だと思った。

2021年7月9日、あるいは65000字

6時過ぎ。筋トレ、背中、腹筋。昨日の自転車のおかげで普段とは違うところに疲労を感じる。

 食品まつりの新譜を聴きながら仕事。こういう偽エスノ・ミュージックみたいな人、めっちゃ好きだなぁ。オオルタイチ的な感じ。アナログを注文した。

 ついでにゴダールの『アルファヴィル』のBDも。気づいたらゴダールAmazonのレンタルで観れる作品が増えてきているので積極的に観ていきたい。

JAM & LEWIS, VOLUME ONE

JAM & LEWIS, VOLUME ONE

  • アーティスト:JAM & LEWIS
  • ADA/BMG RIGHTS MANAGEMENT
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 90年代に一斉を風靡したプロデューサー・ユニット、ジャム & ルイス名義による初のアルバム。かなり前評判も良く、先行で出ていたシングルも素晴らしかったが、アルバムは冒頭から密度がすごすぎ。良すぎて震えた。参加ミュージシャンもすごい。メアリー・J・ブライジBoyz II Menマライア・キャリートニ・ブラクストン、チャーリー・ウィルソン、ベイビーフェイス、アッシャー、モリス・デイ(!)とドリームチームみたい。やはり歌手に対しての曲の当て方が素晴らしいんじゃないか。とくにマライア! 絶唱とも言うべきパフォーマンスに感動。

 
 
 
 
 
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遠くまでチャリで行き昼飯。運動とランチを兼ねて、って感じだが、自転車よりもランのほうが消費カロリーの効率は大きいからアレだなぁ。行き帰りで結局12kmぐらい走る。

夕食とともに糖質ゼロビール、泡盛

ストレッチ、風呂。

小説は第1稿が仕上がる。65000字。ここからWordに移して見直す。Evernoteで書いていたが、書式情報がWordに移した際にややこしくなった。最初からWordで良かったかも。めんどくせえが細部を書き直しながら作業。

2021年7月8日、あるいは自転車を買う

6時過ぎ。筋トレ、胸、上腕二頭筋、腹筋。

ダイアナ・ロスの新曲をリピートしながら仕事をはじめる。元気が出るおまじないのような音楽。

昼食はマクドナルドにて。帰りに近所の自転車屋に行ってクロスバイクを見ていたらちょうど良いのがあって勢いで買った。いま10万未満の自転車がものすごく品薄らしい。

 
 
 
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自転車のことをまったく知らない俺に、めちゃくちゃ熱心にいろいろ教えてくれたお店のオーナーさん・若いスタッフの方に感謝。まったく知らない世界の話を聞くのはいつも楽しいなあ。

www.cyclist-oggi.info

戯れに雨のなか家の周りを走ってみる。約9km。雨だし、スピードが出るし、怖い。なにより車が怖い。よくこんな車のそばをレーサーは走っていられるな、と思う。

自転車屋のオーナーさんが「なるべくヘルメットを」と言ってたのでAmazonで適当なものを買う。

夕方、糖質ゼロビール。ハイボール

ストレッチ。風呂。

小説は1000字弱書く。終わりが見えてきた気がする。

2021年7月7日、あるいはDrawn From Life

6時過ぎ。筋トレ、腹筋、下半身。

 モーツァルトを聴きながら仕事。

 
 
 
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5km。だんだん暑さがきつくなる。

 KIRINJI新譜。念仏のようなラップにプログレみたいな激しい展開の楽曲で衝撃的。

 日本人アーティストらしい。Halfbyにも通じるチルなポップスで大変に今の気分。

今日は幼稚園の誕生日会で、Hの誕生月だったからいろいろと写真とか記念品とかをもらってきた。そのなかに「大きくなったらウルトラマンになりたい」という記載があった。ザ・子供、って感じで良いな、と思った。間違っても、自分の子供が地球温暖化に警鐘を鳴らす活動家とかにはなって欲しくない。

糖質ゼロビール、ハイボール

ストレッチ。風呂。

Drawn From Life

Drawn From Life

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ふとこのアルバムを思い出す。学生時代に借りパクされてしまったもの。リマスタ再発されても良い内容のアルバムだがその気配がない。中古で注文した。

読書をしているうちに速水御舟の絵がカラーで見たくなって買った。《萌芽》という作品は何年か前に原三渓を特集した展覧会で見て印象に残っている。 ルソーのような日本画

artmatome.com

sekibang.hatenadiary.com

読了。 

次。 

小説は1700字ほど。

三上美和 『原三渓と日本近代美術』

 

 2019年の夏に横浜美術館で開催されていた原三渓の回顧展で購入した本。2年ぐらい寝かしてしまったが面白かった。2年寝かしているあいだに自分も日本美術史の教科書を読んで勉強したりしてたから、読みどきとしては良かったかも。

yokohama.art.museum

三渓は明治から昭和戦前期にかけて活躍した実業家で、美術コレクターであり、芸術家のパトロンでもあった、という今で言う前澤友作みたいな人。超でかい庭園を作って、それが今、三渓園として公開されているのは横浜市民であれば誰もが知っているであろうけれど、あの富岡製糸場の経営権を持ってたり、関東大震災でダメージを受けた横浜の復興にも尽力したり、と大変立派な人である。

この人はかなりマメな人だったみたいで、自分が買ったモノをいつ・いくらで・だれから買ったかのリストを残していた。本書はこのリストを参照しながら、彼がどういう趣味を持っている人で、さらに近代日本美術にどのような影響を及ぼしたのかを解き明かそうとする。

芸術を直接研究するのではなく、その周辺にいたパトロンの研究というのは日本ではまだあまり前例がないらしいのだが、明治期の芸術文化史についても学べて関心が広がる内容である。

三渓の蒐集家としてのキャリアはまず、パイセンであった蒐集家の影響があって、仏画とか煎茶道具とかの購入からはじまっている。幕末から明治初期にかけて文化系の金持ちのあいだでは茶の湯じゃなくて、煎茶趣味っていうのが流行ってて(茶の湯は支配階層の文化で、煎茶は豪商とか下級武士の流行だったらしい)そこでは、お茶を飲みながら器だとか絵とかを並べて楽しんでいたんだって。めっちゃオタクじゃん、って思うのだが、三渓のパイセン格だったのがかの三井財閥の益田孝(鈍翁)だった。

この鈍翁っていうのは、パイオニア的なオタクで、それまであんまり仏画とかを見ながらお茶を飲むっていう感じじゃなかったのを、仏画とかもありじゃん、って言ってやりだしたんだと。元々こういう仏画とかは信仰の道具であって、芸術鑑賞の対象ではなかったらしいんだけれども、明治政府が博物館とか美術学校とか作って、さらに日本美術史を編纂し、美術の制度のなかに組み込んだわけ。それと並行して、金持ちたちの煎茶趣味があったらしいので、鈍翁がイチからそういう価値観を作っていたわけではない。ただ、三渓はこういう新しく作られた価値に自分からかなり乗っかっている人で、創造的に自分で価値を作ったオタクではなかった、と本書では評価されている(細川護立との比較で)。

面白いのはさ、仏画や骨董品がどっから市場にでてきたか、って話なんだけど、ここに廃仏毀釈が絡んでるらしいんだよね。京都のお寺が廃仏毀釈で金に困って、代々伝わってきた文物が市場に流出してたのだ、と。で、それを金持ちとかが買ってたり、色んな所に流出しちゃうのってマズくね?と思った政府が博物館を作って買ってたんだと。明治政府ってめちゃくちゃスゴいよね、と思っちゃったよ。マーケット作っちゃってんじゃん、って。

三渓もずーっと羽振りが良かったわけじゃなくて、関東大震災のダメージがめちゃくちゃデカくてそこからパトロン活動もやめたりしてるし、そのあと世界恐慌で商売(生糸の製造・輸出)が傾き、さらにはレーヨンによって生糸生産市場が圧縮されてしまい……と経済に翻弄されたオタク人生だったのも興味深い、っていうか、身も蓋もない話。要するにカネがないと文化はできない、ってことじゃん。

ここから今の金持ちが学ぶとするならば、オークションでバカみたいに美術品買い漁るだけじゃなくて(そんなのオークション業者とかギャラリーとか売り手側ばっかり儲かる話じゃん)、作り手に直で金払ったほうが良いよな、昔の金持ちはそうやってたんだよ、ってことだと思う。

2021年7月6日、あるいは除湿開始

6時半ごろまで起きれず。筋トレ、肩、上腕三頭筋。蒸し暑く朝から除湿をいれる。

幼稚園へHを送っていく。今日は幼稚園の先生に手紙を書いて持っていっていた。

帰宅して仕事。

 
 
 
 
 
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5km。体重を測ったら63.2kg(体脂肪率11.7%)という数字。悪くない。今月やり切ると体脂肪率10%台に乗り続けられそう。8%まで行ったら一旦ゴールかな、あとは維持モードでランの頻度も下げていく。

Twitter松尾潔さんからメッセージをいただく。なんどかラジオに送ったメッセージを取り上げたりしてもらってはいるけれど、毎度嬉しい。

幼稚園へ。帰宅して糖質ゼロビール。泡盛

夕食後に「Zガンダム」。ベン・ウッダーの特攻についていくという地球連邦の軍人たちに、ベン・ウッダーの有能さと人望が表れている。その後のカミーユベルトーチカのやりとり。これがすごい。「女のわがままが男を殺すこともある」と。神回だな〜!! 脚本は遠藤明吾とある。Wikipediaによれば、「ホンコン・シティ」から「Z」には参加していて、かなり重要な回を書いている。

ストレッチ。風呂。

寝室に入ると湿度が80%と表示されていたので除湿運転をかけた。

小説も少し時間が空いたが手を付けられた。かなりモチベーションが落ちていたが(自分で書いているよりも楽しい読み物に触れてしまっているので)再開できたのは良いこと。1400字ほど書く。6万字を超過した。

少し読書をして寝る。