sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年1月13日、あるいはマグロ

起床

6時過ぎ。筋トレ。肩、腹筋。

Aが買った筋膜リリース用のローラーがリビングにあったので試してみる。筋膜リリースがなんなのかわからないが痛気持ち良い。

仕事をしていて足元が冷えるのが気になる。

jbpress.ismedia.jp

非常に良かった記事。『つけびの村』以降、藤原ヒロシのノンフィクション好きを知ったけれど、視点もカヴァーしている領域も面白いなあ。後編も良かった。なんというか筋を通すことって大事だよなぁ、とか思う。このJBpress autograhというメディア自体も初めて知ったが質が高そうだ。

tronika

tronika

  • アーティスト:sketch show
  • 発売日: 2003/02/26
  • メディア: CD
 

 いつのまにかsketch showがサブスクで聴けなくなって久しい。急に聴きたくなったので注文する。

昼食。外に出る。途中、公園で懸垂。マクドナルドばかり行ってると精神に良くないのでスシローへ。ワサビが欲しいな、ってときにちょうど回ってくると気持ちがいい。調子に乗って1800円ぐらい食べてしまった。スシローでマグロの赤身だけ5皿ぐらい食べて離脱する、というのはタンパク質摂取的には良いのかも。昼食後コーヒー豆を買って帰る。

NHKプラスで「100分de名著」の『資本論』第2回。資本の価値増殖の運動というアイデアは、ヘーゲル弁証法そのものなのかな、というイメージがつく。一方で、SNSWebサービスの利用によって表示される広告によって(知らず知らずのうちに)人の欲望が刺激されることを「悪」だと評価しているのには疑問。どうなんだろうか。
そもそも当番組中での資本主義批判が、『マルクス哲学入門』で言われているようなまるっきりの資本主義から抜け出した新たな社会の構築、ではなく、資本主義の非人間性をマイルドにしただけの、労働による疎外を黙認するかのような形にとどまっているような気がする。資本主義の分析については『資本論』のエヴァーグリーンなところを抜き出しても良いが、その批判についてはマルクスじゃなくても良くねえ? ってなる。

note.com

 最近、ほしいメガネがあってレンズ込みで5万円ぐらいしてずーっと悩んでいる。買える金額なのだが踏ん切りがつかない。悩んでいるあいだになぜかJINSで見つけた安いけど、変態っぽいメガネの存在を思い出して、そっちを買うことに心が動いた(オンラインでクーポンを使って買った)。こうやって散財して安物買いの……みたいなことをしがち。レコードとか本とかちまちま買ってるし、そのちまちまがあればメガネなんか買えるのに、と思う。

f:id:Geheimagent:20210113173721j:image

一昨日注文した隙間風防止シールを貼ってみる。いい気がする。

夕食。ヱビス。日本酒。マテ茶。ストレッチ。風呂でタオルギャザーと交互浴。

 コパチンスカヤイル・ジャルディーノ・アルモニコジョヴァンニ・アントニーニ / ヴィヴァルディ、その先に

 ヴィヴァルディとイタリアの現代作曲家(さらにバルトーク)をコンパイルしたすごいアルバム。これも勢いと圧力がエラいことになっている。イタリア現代の作品では、ソッリマの楽曲がエキゾチックな響きがあって良い。バロックと現代がリニアにつながっていくような様はミックステープ的な世界かも。あるいはシュニトケの音楽を彷彿とさせる。

10分聖書

『ガラテヤの信徒への手紙』読了。『エフェソの信徒への手紙』第1-4章。

カエターノの自伝へ。

サウダーヂは、ポルトガル・ブラジルの叙情における常套句であり、語源が不明であるのに加え、僕らのあり方に特徴的な何か明らかにする意味領域を持つがゆえに、ポルトガル語を象徴する言葉だ。(P. 243)