起床
5時半ごろ。会議中にリュックのなかで万年筆のインクが漏れている最悪な夢で起きる。その夢のなかで小中の同級生にいた「二階堂さん」という女子の名前を思い出していた。この苗字の人には地元でしか出会ったことはないが、調べてみたら宮城・福島に多い苗字らしい。たしか学年に2人いたはずで、どちらも消息は知らない。というか、小中の同級生(130人ぐらいいたはずだ)のうち今も連絡を取り合っている人はゼロだし、SNSでなんとなく生きていることが分かったりするぐらいなものだ。連絡を取りたい人は数人いるが、連絡先はわからない。
筋トレ。肩、腹筋。
朝ゴミを捨てにいくと雪がチラついている。
仕事前に今日も5分間トランポリンに乗る。
昼食。スシローへ。ブロッコリーのサラダがなくなっておりショック。昼食後に少しスケボーの練習をして気分転換をする。もっと練習したいので昼食をもっとライトにする必要を感じた。
スケボー初心者の方にオススメ!!スケボーを買ったらこの4つから初めてみると良いですよ!!
ここまでどのぐらいでいけるかな……。もっと時間をうまく使って練習する時間を確保したい。こんなにやったことないことに取り組むって数年前にゴルフを初めて以来か。公園で小中学生に見られながらまともに乗れていないおじさんである自分に対して、まったく恥ずかしいと思わない振り切った精神を強く持ち続けていたい。そう、公園のベンチにすわって、任天堂のゲームマシンで遊んでいるキッズよりも俺のほうがカッコ良い、と思いたい。
ちなみに自分のスタンスはグーフィーなのだが、右利きなのに右前が自然に感じるのは、中学時代に剣道をやっていたからなのではないか、という気づきがあった。
夕食とともにヱビス。そしてマテ茶。ストレッチ。
風呂でタオルギャザーと交互浴。
カンチェ-リ: 《Chiaroscuro》
コパチンスカヤがらみの録音。ジョージアの作曲家、カンチェーリ作曲による室内オーケストラとヴァイオリンのための楽曲が2曲収録されているが、そのうちの1曲でクレーメルとともにヴァイオリン独奏をコパチンスカヤが担っている。アダージョ作家、という感じの、物憂げかつ、ドラマティックな作風で、映画音楽、いや、大河ドラマのテーマ曲のようだ。
10分聖書
『コロサイの信徒への手紙』、『テサロニケの信徒への手紙 一』読了。『テサロニケの信徒への手紙 二』第1章。
カエターノの自伝へ。
タンゴがアルゼンチン性を独占していたようにサンバがブラジル性を独占したことは決してなかった(P. 281)
「パニス・エ・シルセンシス」という章の冒頭から、オルランド・シルヴァのスタイルをジョアン・ジルベルトが継承した、という記述がある。ブラジル音楽史まで批評していて本当に自伝というジャンルを超越した本だ。濃密すぎてちっとも読み進まない。
Orlando Silva / A Última Canção
サブスクで早速聴いてみる。これはたぶん30年代からの78回転レコードでリリースされていた音源をあつめたコンピレーション(この人は40年代にドラッグ中毒でほとんど引退状態にあって、50年代に復活している。復活後の評価はかなり落ちていたらしいが、カエターノはその評価が不当なものだとしている)。たしかにめちゃくちゃ歌が上手い。「彼は、ショーロの華麗なテクニックを網羅し、カポエイラのスウィングとラテンのセンチメントを備えた上で、ブラジル的な歌唱のモダンなスタイルを創造したのだ(P. 283)」。カエターノによるこの表現は、1935年に録音された「Céu moreno」を聴けばたちどころに理解できるだろう。
この「パニス・エ・シルセンシス」の章ですでに本書上では重要人物として登場してきている盟友ジルベルト・ジルとの出会いがようやく語られるのだが、これがまた感動的な記述だ。
メロウな夜へ。2020年にスルーしていた楽曲が結構あったなぁ。