sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年5月31日、あるいは電車で本

4時半に起きる。またややこしい夢を見る。坂本龍一のアシスタントみたいな仕事をしていて、彼の別荘みたいなところにいるのだが、そこにはミニバンほどもある巨大なイノシシが出ていてすごく危ない。そのイノシシをバールのようなもので殴打してやっつけていた。巨大イノシシから別荘を守るために堤防のようなものが築かれていたが、これは『パシフィック・リム』の影響か。その後、お笑い芸人たちの共同墓地(なんだそれは)に自分が金を出していて、そこに集まる芸人たちがあまりに自由に振る舞いすぎるので「お前ら、一銭も金だしてないだろ!」とキレてしまう。「ふざけんなよ」と自分の寝言で起きた。

筋トレ、腹筋、下半身。連日の山攻めのせいか左足首にダメージがきている。

Nightly News(5月29日分)。テキサスの銃撃事件の現場をバイデンが訪問している。

ちむどんどんという言葉が急に気になる。この前食べた弁当にもその文字が印字されていた。NHKの朝ドラのタイトルだってことは知っているが、どういう意味の言葉なのかはわからない。最近までずっと「ちむちむどんどん」だと思っていた。わからないままにしっぱなしにしておく気持ちよさみたいなのがある。それに類似する感覚として、いまだに「米津玄師」の読み方に自信が持てていない。調べればいいのだが調べない。いま米津玄師とタイプできたのは「よね」まで打ったらもう予測変換の候補にでてきたからだった。

筋トレはサクッとイケたがその後の英語の学習がダラけてしまった。英語勉強を再開してからもう半年以上経っているがとくに成果が見えないのがしんどいのかもしれない。単語は確実に覚えてきているのだが。

Hが発熱で家にいるので出勤することにする。電車のなかで読む本にはものすごい集中できる。なぜだろう。自由を奪われていることからこその集中って感じ。座れない(大抵は座れない)ときは立って、体を少し揺らされながら読むことになる、読みながら身体は運動し、そして高速で移動している。動きながら、止まりながら、動いている。

Forest in the City [Explicit]

umiのメジャー・アルバムが出ていた。日系のルーツをもつSSWで去年出ていたEP「Introspection Reimagined」はわりと熱心に聴いていた(それから同じ日系ルーツのSSW、ジョイス・ライスとの共演も)。正直、前作のEPのほうが好みではあるが佳作。基本は英語のリリックなのだが日本語が紛れ込む面白さがある。

戯れにオフィスが入っているミッドタウンの店を見てみる。金持ちのためのお召し物。3万ぐらいするウールのパンツや2万近いTシャツ(すごい良いリネン)など試着してめっちゃ良いなぁ、と思うがサクッと買える値段ではない。いや、買えるけど買うといろいろと終わってしまう。ちゃんとした値段のものってホント良い。

商談などを終えて帰る。帰りに最寄駅の定食屋。隣のおじさんがラーメンに中華丼を食べてて、めっちゃがっつり行ってんな! と思ってよく見たら、おじさんじゃなくておばさんで驚いた。ハウンドドッグの人みたいな顔相の女性だった。

 
 
 
 
 
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店に入った瞬間には「丸の内サディスティック」が、食べ終わるころに、H Jungle with Tが流れてた。