sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年9月19日、あるいは北へ

4時半に起きる。筋トレ、腹筋。6時半に予約していたタクシーで家を出る。新幹線に乗って北を目指す。盛岡を初めて通過したが駅前にだれも人がおらず、大きな建物だけがポコポコと無表情に立っているようですごかった。

新幹線のなかで読む。後年のインタヴュー集よりもずっと語りに力がこもっていて、なにかを説明する気が感じられる。

八戸。八食センターに行って海鮮丼。周りから聞こえてくる言葉の訛りがすごい。中央からの遠さを感じる。

 
 
 
 
 
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ホタテの甘味がすごかったが、やはり三陸の養殖のものだという。たまたまホタテの養殖をやっている人から昔話を聞いたことがあるが、三陸沖は海流や海底の地形の関係でプランクトンが豊富でホタテの養殖場としてすごいらしい。たぶん日本のホタテで一番美味い。Hが激烈に食べたがっていた「さきたてのさきいか(マシンで延々と自動で割かれていた)」も半生的なやつで美味かった。

その後、十和田に移動して十和田現代美術館。感覚をイリュージョンしてくる作品が多く子供も楽しんでいた。

 
 
 
 
 
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十和田から奥入瀬へ移動してホテルへ。八戸から十和田も、十和田から奥入瀬も信号が少なく良いドライヴィングロード。借りた車がアクアで普段とは車体重量を感じる乗り心地だったが慣性が逆に良いかもと思いながら運転する。平坦な道が多く、こういう町で自転車暮らしをするのは良いだろうな、と坂道の多い町に住む身から思った。

ホテルのビュッフェで夕食を食べてHと温泉に入る。そこそこ熱めの源泉温度で良い。夜中眠れなくなってラウンジに出て本を読んだりして過ごした。

読了。

弘前と十和田も当たり前のように電子マネー/キャッシュレス対応をしていて良かった。