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文化的消費活動の日記

2023年11月5日、あるいは忘れられる

6時半ごろまで寝る。朝から清掃のヴォランティア。蚊に刺されまくる。11月なのに。終わって本読みをしてたら気絶。

実家から果物などが届いており、お礼のLINE通話をする。スマホ越しに祖母(93、イーストウッドと同い年)と話したら俺の顔を忘れていたらしい。ちょっと悲しい。

Hは全身に蕁麻疹が出ているのが治らず。元気だが家のなかで遊んだり、歌ったりしている。「およげ! たいやきくん」を歌っていた。短調。それであれだけヒットする事例って今どきは全然ない気がする。短調、でも、悲しい感じではない。音楽の複雑さが「たいやきくん」にはある。子門真人の歌声のせいもあろう。

などと考えていたらまた気絶していた。

引き続き、ウィーナーを読みすすめる。本論の冒頭からニュートン力学が有効なマクロな世界と、複雑すぎて計算できないミクロな世界の対比から、哲学史的な話になるのだが(ウィーナーは元々哲学を研究していた)こういうものを書けるのは20世紀前半までの人、という感じがする。2章以降、数学が出てきて読めるところがめちゃくちゃ限られてくる。Tさんに解説をお願いしたら、流れで藤原ヒロシの話になった。

一日眠かったので早めにベッドに入るが、寝付けたのはほぼいつもの時間。