sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年3月8日、あるいは「Z」の再放送

 起床

6時ごろ。またえらくややこしい夢を見た。前の首相に性暴力を振るわれて訴えをおこしている女性(弁護士を目指している)の後輩に自分がなっていて、その女性の奮闘ぶりに涙するシーンがあった。なんなんだ。

筋トレ。胸、上腕二頭筋。軽く腹筋も。腹筋をメインにやる日の種目がやや多いので、ダルいので分散してみる。

一日雨の予報だ。こうなるとスケボーも朝から諦めなきゃいけないし、走るのも「……」だ。

朝食後、TVKの「Zガンダム」再放送を録画していたのを観る(再放送をFさんの日記にて知った)。アマプラで観れなくなっていたので続きをHが楽しみにしていたのだった。いきなりカミーユの母親が死ぬ話でどうかと思ったが。

Drake / Scary Hours 2

『More Life』以降(正確には「Passionfruit」以降)では、一番好きかも。

Shuko / Jazzterfield

Jazzterfield [Analog]

Jazzterfield [Analog]

  • アーティスト:Shuko
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: LP Record
 

 ドイツのプロデューサーらしい。作業BGMにちょうど良い雰囲気のジャジー・ヒップホップで最高。こういうの大好物。

朝から資料作り。しかし、なかなか手が重い。

最近はフリマアプリのクーポンを使ってちまちまとカセットテープを買っているのだが、こないだ同じ出品者からずっと書い続けていることに気づいた。いつも発送連絡から何日か経って届くので、これはどこから送られてきているのだろう、と不思議に思う。調べてみると、関西某県の山間にある郵便局で荷物を受付されている。出品されている商品をみるとかなり年季の入った、それもかなり好きな部類の音楽ファンだと思うのだが、そういう土地で音楽ファンをやることについて思いを馳せてしまう。

 Judith Hill / Baby, I'm Hollywood

Baby, I'm Hollywood

Baby, I'm Hollywood

  • アーティスト:Judith Hill
  • 発売日: 2021/03/05
  • メディア: CD
 

 プリンスにも通じるファンク・ロックなアルバム……と思ったら、この人、プリンスのレーベルからもアルバム出してたのか! そしてプリンスの晩年のアルバムにも参加している……! どうりで名前に見覚えがあると思った。

 ルノー・カピュソン サイモン・ラトル ロンドン交響楽団ティーヴン・ハフ / エルガー: ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリン・ソナタ

Elgar: Violin Concerto & Violin Sonata

Elgar: Violin Concerto & Violin Sonata

  • 発売日: 2021/03/05
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 エルガーのヴァイオリン協奏曲とソナタはほとんど聴いたことがないと思う。荘厳さと物憂げさが共存している英国音楽らしさが随所にあらわれる良曲だが、チェロ協奏曲よりもかなり渋く感じる。エルガーのチェロ協奏曲も冒頭が一番カッコよくて、その後、なんか印象にかける、ぐらいの感想なのだが、ヴァイオリン協奏曲はそれ以上の悩ましい感じだ。ヴァイオリン・ソナタのほうは、オーケストラを使うからには荘厳でなくてはならない、とでもいうかのような逆説的な制約から開放されているのか、英国音楽の渋い良さが凝縮された名曲な気がする。

sekibang.hatenadiary.com

 読了。

 次の仕事のインプットとして買う。

 
 
 
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夕方、届いていたカセットテープを聴きながら仕事。

Hが帰宅したので閉店。ブロック遊びをする。ヱビスを飲む。

夕食とともに麦焼酎

千葉雅也のオーディオ関連の文章を読み、WE(ウェスタン・エレクトリック)のケーブルの値段について調べる。50cmが2本で4400円という世界。すごい。オーディオまわりの情報をいれると、自分の機材の音が「本当の音ではないのではないか」という神経症的不安に駆られてしまう。

ストレッチ。風呂。

ジェニファー・ハドソン / Ain't No Mountain High Enough

先日のSilk Sonicに引き続き、70年代ソウルが大復活、ということなのだろうか? マーヴィン・ゲイとタミー・テレルの超大有名曲のカヴァー。ややディスコ調にリアレンジされてモダンな(いや、モダンというか当世流の……というのも違うな、要するに今ウケの)音の意匠が施されているが、ジェニファー・ハドソンの力強い歌声がまずは中心に来る。最高だ!

Silk Sonicのサウンド・デザイン

Silk Sonicの話をもう一度すると、まず、耳が行くのはドラムの録音の解像度で、楽曲こそはクラシカルなスウィート・ソウルでありながら、サウンド・デザインは完全に現代のそれであるのが素晴らしいのだった。スネアもシンバルも、バスドラも目の前で鳴らされて楽器が振動しているのがキレイに見えるIMAX的な世界観、というか、デジタルだからこそ可能になる世界観、ということなのか。これはぜひ、ハイレゾでも聴いてみたいと思う。

日本史の勉強へ。大正から太平洋戦争終戦まで読む。やはり日本史において金融緩和政策を成功させている政治家は田沼意次の時代から不遇な目に合う運命にあるのだろうか?(高橋是清犬養毅も暗殺されているし……)

「メロウな夜」を聴きながら。今週も選曲が良かった。

少し『ヒューム読本』を少し読む。