sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2023年7月10日、あるいは24ではなく12

4時に起きる。英語ルーティンが早めに終わったので少し仕事したり、本を読んだり。ただ、読みはじめたらすぐにウトウトしてしまった。

幼稚園へ行ってスタバ寄って仕事。爆音でナンバガを聴きながら車を走らせる。灼熱!

仕事をしながらこないだBOOKOFFにて購入した『アレクサンドリア四重奏』(1巻だけ買えた)について調べたら全部品切れであり、巻によってはちょっとプレミアがついていることに気づいた。えー、と思いながら、乗りかかった船なので2〜4巻まで注文。読むあてはない。

昼休みにジム。背中。


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帰宅してぼんやりYouTube大谷翔平のトレーニングを解説する動画を観ていた。すごい重量をトレーニングベルトを使わないで扱っていてすごかった。ベルトを使わないことで体幹も一緒に鍛えているということなのだろう。身体のさまざまなパーツが素晴らしい連動をしていることもよくわかる。自分はずっとデッドリフトのときにベルトを使ってきたが、重量にこだわらず、体幹強めるためにベルトを使わないトレーニングに切り替えたい。

仕事中、カリ・マローンをずっと聴いていた。まだアルバム全体を聴き通せていない。終盤には入ってきている。終わり3トラックがそれぞれ1時間超、というとんでもない内容である。録音するのも大変だったんじゃないか。

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ふとこの本のなかにある、ブルックナーマーラーをまともに聞いてこなかった、という坂本龍一の告白めいた文章を思い出す。坂本龍一の音楽にブルックナーマーラーの要素は一切ないので意外でもなんでもないのだが、その趣味について改めて考えさせられる。(バッハを除いて)ドイツ=オーストリア的なものが排除された趣味……とも言えるのだが、坂本龍一の「生まれ変わり元」であるドビュッシーワーグナーというドイツ=オーストリア的なもののおばけみたいな作曲家には大いに影響を受けていた。教科書的な音楽史や地域性によってその趣味を読み解くよりも、バッハ、ドビュッシー、ジョビンと並べたときに現れえる三題噺的な星座のなかから、坂本龍一史観の歴史を紐解いてみたいようにも思う。

12 [12 inch Analog]
ドビュッシー:12の練習曲

ドビュッシー:12の練習曲

  • アーティスト:内田光子
  • ユニバーサル ミュージック クラシック
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本人の言葉には遺作となった『12』とドビュッシーの《12のエチュード》を紐付けるものはない。しかしながら、このパーソナルなアルバムと、20世紀のピアノ曲集のなかでもっとも重要な作品のひとつでありながらドビュッシーの個人的な音楽語法が目一杯詰められた楽曲群の数字が揃う、それが偶然だったとしても、美しい仕上げである。24ではなく、12。

お迎え。今日はサッカーで1得点とのこと。今日はゼッケン7番をもらったらしい。三笘の番号。サッカーを頑張りすぎて汗でベタベタになったのが不快らしく、いつもは嫌がる帰ったら即風呂へ自発的に応じていた。素晴らしい。