4時半に起きる。筋トレ、肩。寒い一日、という予報がでていたので去年もらったカシミアのセーターに袖を通す。温かい。英語ルーティン。Nightly News(10月23日分)ではロシア軍の状況についての新しい情報がでていた。ロシア国内での戦闘機の墜落事故や、5日の訓練だけで戦場に送られ殉職者として帰ってくる若者……など。アメリカ国内のニュースでは、田舎でのマタニティ・ケアが行き届いていない問題が取り上げられていた。ある女性の産科医が2週間に1度、2時間以上車を飛ばして田舎に住んでいる妊婦さんの検診に赴いている。乗っている車はTesla。
グールドのショパンなどを聴きながら出勤。ショパンとメンデルスゾーンは録音もあまり良くなく、レア・トラック集、という感じ。プロコフィエフは意外と良いかも。第3、5、7番。どれも良いが第7番のバロック的な(バロック音楽という意味ではなく)楽曲に対する、躍動感あるアプローチが良い。猛烈な密度の部分では、グールドの素晴らしいテクニックが光る。バッハでは披露されない類の名人芸だ。
またベートーヴェンへ(グールドには《ディアベリ》の録音がないことに気付く)。第24番と第29番についてはグールドの死後に正規発売されたものらしい。第29番の音質があまり良くない(演奏も標準的なテンポを大きく逸脱した異形の演奏だ)。第24番のほうが良い。
tdさんのブログで知る。韓国の女性DJ2人組らしい。韓国からもうこういう人たちが出てくるようになっているんだなぁ。低音の出方もすごい。ライヒの影響を感じる部分もあるが、どちらかというと蓮沼執太と共鳴する……とか思っていたが、南米のエレクトリック・フォルクローレが一番近い。韓国文学(ハン・ガンしか読んでないが)の「あの」テクスチャも彷彿とさせる。
窓際で仕事してたら白くなった富士山が見えて、そこに夕陽が落ちていく様子が綺麗だった。