本
絶望ハンドブック 作者:坂口恭平 エランド・プレス Amazon 鬱の記録。そういう状態でどうすれば良いのか、が書かれているわけではなく、ただひたすらその状態の観察記録のようなものが収録されている。
武満徹著作集 (5) 作者:武満 徹 新潮社 Amazon 武満徹の著作集の最終巻。落穂拾い的な感じで、本に未収録のエッセイやプログラム・ノーツなども収録されている。かつて存在した出版社、TBSブリタニカが刊行していた音楽雑誌「ポリフォーン」に掲載されていた…
ロラン・バルト講義集成: コレ-ジュ・ド・フランス講義 (3(1978-1979年度と1979-1980年度)) 作者:ロラン バルト 筑摩書房 Amazon ロラン・バルトの最晩年におこなった講義ノートをもとにした本。「小説の準備」と言いながら前半部分は、日本の俳句の分析をお…
インタビュー:坂本龍一 (リットーミュージック・ムック) (Rittor Music Mook) 作者:リットーミュージック リットーミュージック Amazon リットーミュージックの音楽雑誌『キーボード・マガジン』と『サウンド&レコーディング・マガジン』に掲載されていた…
浅田彰 『構造と力: 記号論を超えて』 - sekibang 3.0 三浦哲哉 『自炊者になるための26週』 - sekibang 3.0 片岡一武 『ゼロから始めるジャック・ラカン: 疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版』 - sekibang 3.0 『西遊記』 - sekibang 3.0 張源『茶録』/ 許次…
他者の単一言語使用 あるいは起源の補綴 (岩波文庫) 作者:デリダ 岩波書店 Amazon 語り口調の文体で読みやすいのだが、なにひとつわからない、わかった気がしない本。『ポジシオン』のほうがはるかに読んでいて「わかる感じ」がある。ひとは「自分の言語」を…
自己否定をやめるための100日間ドリル 作者:坂口恭平 アノニマ・スタジオ Amazon 良いタイミングで読んだ。近くの他者に関する本、という感じ。
鄙の宿[新装版] (ゼーバルト・コレクション) 作者:W・G・ゼーバルト 白水社 Amazon 随筆? 批評? これはよくわからなかった。
「助けて」が言えない 子ども編 作者:松本 俊彦 日本評論社 Amazon 『「助けて」が言えない:SOSを出さない人に支援者は何ができるか』に引き続き。支援が必要な子どもたちに向けたメッセージも含めて、取り扱われている問題の種類には広がりがある。プロの…
「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか 日本評論社 Amazon 『自傷行為の理解と援助』に引き続き。こちらは松本俊彦が編者となって、依存症だけでなく犯罪被害者や治療に積極的になれない患者に対してどのようなアプローチをすべきなの…
エセー1 作者:ミシェル・ド・モンテーニュ 白水社 Amazon エセ- (2) 作者:ミシェル・ド モンテーニュ 白水社 Amazon エセー 3 作者:ミシェル・ド モンテーニュ 白水社 Amazon エセー4 作者:ミシェル・ド・モンテーニュ 白水社 Amazon エセー 5 作者:ミシェル…
自傷行為の理解と援助 作者:松本俊彦 日本評論社 Amazon 依存症臨床研究の専門家として知られる松本俊彦先生が、自傷行為の臨床研究も専門にしていたことを知る。自傷行為を「誰の助けも借りずにつらさに耐え、苦痛を克服する」ための対処方法と置き、それが…
フィルムノワール/黒色影片 作者:矢作 俊彦 新潮社 Amazon 2014年の『フィルムノワール/黒色影片』は人気シリーズ「二村永爾」、神奈川県警の刑事(横浜育ち、慶応大学野球部出身)、シリーズの現時点での最新作(もっとも本作で二村は神奈川県警を退職済で…
はたらかないで、たらふく食べたい 増補版 ――「生の負債」からの解放宣言 (ちくま文庫) 作者:栗原康 筑摩書房 Amazon 『大杉栄伝』は面白く読んだ記憶があるけれど、このエッセイはあんまり乗り切れなかった。「はたらかないで、たらふく食べたい」、それは…
テクストの快楽 作者:ロラン・バルト みすず書房 Amazon 1973年。後期バルトの特徴的な形式である断章スタイルで構成された『テクストの快楽』。形式については、千葉雅也の『ツイッター哲学』みたいな本、と思えば良い(思えば、この時期に千葉雅也の仕事に…
他なる映画と 2 作者:濱口竜介 インスクリプト Amazon 濱口竜介が雑誌やパンフレットなどに書いた映画批評、あるいは映画批評に関する文章をまとめたもの。正直、講演などの内容をもとにした『1』のほうが面白いものがあった(自作について語るものがほとん…
武士道 (岩波文庫 青118-1) 作者:新渡戸 稲造 岩波書店 Amazon 5000円札に新渡戸稲造が描かれていた時代もだいぶ昔のことに感じられ、当時から「新渡戸稲造ってなんの人なんだろう」と思っていたものの、いまや日本銀行券にも描かれなくなったことから「なん…
アナキズム入門 (ちくま新書) 作者:森元斎 筑摩書房 Amazon 超おもしろい! 新書の歴史(そういうものがあればだが)のなかでも間違いなく最強にグルーヴィーでくだけた日本語でつづられた一冊だろう。プルードン、バクーニン、クロポトキン、ルクリュ、マフ…
東京大学建築学科難波研究室活動全記録 作者:東京大学建築学科難波和彦研究室 角川学芸出版 Amazon かつてはてなダイアリーを書いておられた建築家の岩元昌明さんの文章が収録されている、ってんで購入していたもの(Amazonの購入履歴を見たら2015年に購入し…
青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン! 作者:青山 真治 リトル・モア Amazon 2004年刊行。収録されている鼎談・対談は2000年〜2003年のもの。取り上げられている作品の95%ぐらいを知らない、にも関わらず、中原昌也の良い加減な回しぶりに大爆笑させられ…
“複雑なタイトルをここに" 作者:ヴァージル アブロー アダチプレス Amazon ヴァージル・アブローがなんの人なのか、ぜんぜんわかっていないのだが(その仕事ぶりをただのひとつも確認していない)、ファースト・ネームが紀元前ローマの黄金時代に活躍した詩…
ディフェンス (河出文庫) 作者:ウラジーミル・ナボコフ 河出書房新社 Amazon ナボコフの「初期の傑作」に位置づけられる作品。自身もチェス・プロブレム作家であった作家がチェスを題材に選んだものだが、チェスを一切わからなくても大いに楽しめるだろう………
新たな距離 言語表現を酷使する(ための)レイアウト 作者:山本浩貴(いぬのせなか座) フィルムアート社 Amazon 「小説家/デザイナー/批評家/編集者/いぬのせなか座主宰」という肩書きが著者のプロフィールには並んでいる。1992年生まれ。若い世代の作…
菊地成孔の映画関税撤廃 作者:菊地成孔 Blueprint Amazon 菊地成孔3冊目の映画本(2019年刊行)。ふざけ度でいうと2冊目『菊地成孔の欧米休憩タイム』のほうが高い。というか、本書ではマイルス・デイヴィスを主題にした映画に言及している部分でカマされて…
樋口一葉記念 第三十二回 やまなし文学賞受賞作品集 作者:宮本 彩子,小林 安慈,春名 美咲 山梨日日新聞社 Amazon 「第32回やまなし文学賞」を受賞された宮本彩子さんから受賞作品が掲載された冊子を送っていただいたので早速拝読。宮本さんの作品は、もう10…
日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 河出書房新社 Amazon 町田康訳の『宇治拾遺物語』を子供の読み聞かせにどうだ、と思って買っていたのだが、到底子供には相応しくない話が多分に含まれており、結局自分一人で読…
世界一流エンジニアの思考法 (文春e-book) 作者:牛尾 剛 文藝春秋 Amazon 予想以上にいい本。ともすれば「出羽守」的な内容になってしまいがちな日米のワーキング・スタイル/思考法の違いを「自分の人生や幸せに責任をもって、自分でコントロールする方法論…
ポジシオン 作者:ジャック・デリダ 青土社 Amazon デリダ自身の著作を読むのはなにげにこの『ポジシオン』が初めて。60年代末から70年代初頭におこなわれたデリダの3つの対談録が収められている。2023年にでたこの「新・新装版」の帯には「デリダ自身による…
他なる映画と 1 作者:濱口竜介 インスクリプト Amazon 濱口竜介による映画講座やトークショーの内容を書籍化したもの。自作に関するものも含まれているが多くは、著者が影響を受けた外国映画や国内の古典、および黒沢清の作品について言及している。一見して…
菊地成孔の欧米休憩タイム 作者:菊地成孔 株式会社blueprint Amazon 菊地成孔、2冊目の映画本。2022年に刊行されたものだが、収録されている文章は2015年以降のもの……と今読むには中途半端な時間が経っている。とはいえ、韓国映画が多く取り扱われ、邦画との…